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小学校通学路の苔。。市役所の対応が・・・2016年07月26日

更新の間が長くなりすぎてしまいました。

6月末に同タイトルで思いを書いてUPしたつもりが、手順が間違っていたのか上がっておらず、改めて今、思ふこととして書き直します。

伊東市環境課の回答にあった
「国で定めた除染基準が0.23μSv/hであり、この苔地帯の空間線量は環境課で測定したところ0.044μSv/hであったので、外部被爆による健康被害はない 」ということは・・・。


『空間線量(放射線による人体への影響)が低ければ、1700Bq/kg という放射能の強さを持った物質が手の届く範囲にあっても対応しない』
ということで、これは国が定めた空間線量による除染基準である0.23マイクロシーベルトに達する場所でない限り、対応の必要はないとの考えになり・・・・・。

事故前は100Bq/Kg以上のものは放射線染物質として特別な容器に入れで厳重に管理されていました。通学路の苔はゆうにその10倍を超えています。空間線量より、その場所に固着して放射線を出し続ける汚染源を問題として安全対策を考えるべきではないでしょうか。そして地域の子どもたちを守るためには、より安全を確保できるように独自の基準や対策をもつことに、なんの躊躇がいるのでしょうか。

地方行政は国に右向け右でなくてはならないのか!
地方分権なんて絵に描いた餅。実存しないから絵にでも書いてみてみよう的に感じてしまいました。


しかし、そう嘆いてばかりもいられず。

少し希望が見える話を。

今回の件でお世話になった市議の方が、放射能についての教育資料が何かないかというお話をいただいたので、環境課が頼りにした「除染情報プラザ」のHPにある紙芝居ほかの資料をお届けしました。
少しでも、自己防衛に役立つ知識を持つということは、浜岡原子力発電所から直線で95kmにある伊東市民には必須要件だと思います。

それと、環境課による空間線量率の定時測定時期は、4月と10月だとHPに書いてありますが、今年は4月に測定していなかったようで、6月のデータが公開されています。

http://www.city.ito.shizuoka.jp/kankyou/html/kankyou/hpg000006678.html

忘れ去られようとしている放射能汚染ですが、放射線量がゼロになったわけではなく、5年前の人工放射能も厳然として放射線を放ち続けています。

意識をし続けること。
それこそが、健康に生きるための基本になってしまった悲しみをエネルギーに変える方法だと思います。