小学校通学路の苔。。市役所からの回答の巻 ― 2016年06月29日
こんにちは。
以前お伝えした、伊東市内の小学校の苔の対応方針が決まった旨、市役所環境課の担当者より連絡がありました。
この連絡をいただく前に、最初にご同行いただいた市議とは別に、私の友人から友人へという情報のリレーから、篠原峰子市議につないでいただくことができ、経緯をお伝えし担当部署へのご確認いただいたことにより、環境課からの回答に繋がりました。
そして結論から書くと環境課は「何もしない」ということでした。
理由は、以下の通りです。
①国で定めた除染基準が0.23μSv/hであり、この苔地帯の空間線量は環境課で測定したところ0.044μSv/hであった。
②環境省が福島県に設置した「除染情報プラザ」に問合せをし、専門家の意見を聞いた。
・空間線量 0.044μSv/hで外部被爆による健康被害はない
・苔からの再飛散も考えにくい
・苔に手で触れて、万が一1gの苔が口に入ったとしても、水道水
から摂取する放射線量より微量である
この理由と環境省・県・近隣自治体とも協議した結果、今回の小学校通学路の苔は、人体に影響がなく危険はないと判断した。
このご連絡をいただいた際に、担当者にいくつかの質問をさせていただきました。
Q1.今回の件で、該当小学校に通う保護者の方数名よりお問合せをいただき、不安に思っていらっしゃるので、市民で署名を集めて、再度お願いに上がったら、苔をはがしていただく方向には向かいますか?
A.今回いろいろ調べて安全と判断しましたので、対応をすることはありません。
Q2.ご担当者のお子さんがこの小学校に通っているとして、この情報を得て、お子さんに伝えたり注意喚起はしますか?
A.しません。
ということでした。
期待すると、予想外の結果になると疲れます。
いろいろと思いがめぐって、ダメージを受けていますが、少し頭を整理して、またこの件に関して書きたいと思います。
それでは、また。